高齢者事故をゼロへ ワンペダル

 

 

ワンペダルとは、事故を防ぐためにアクセルとブレーキを一体化させた世界で唯一 (※国内及び国際特許取得済) の『安全設計ペダル』です。
操作方法ですが、通常のオートマチック車はアクセルとブレーキの2つのペダルを踏みかえて操作します。
一方、ワンペダルは1つのペダルに足を置いたまま操作します。足を右に傾けるとアクセル。踏めばブレーキです。
アクセルをかけたままでペダルを踏んでもクラッチが外れてアクセルは効かなくなり車の暴走を防ぎます。
運転中は、ペダルに常に足が乗った状態ですから「踏めば止まる!」という安心感から、心にも余裕をもって車の運転ができます。 とっさの時にでも「踏み間違い」「踏み損ない」「ブレーキの踏み遅れ」がありませんし、 ブレーキをかけるまでの時間(※空走距離)も短くなりますので、事故の回避、被害の最小化に大きく貢献します。
※【空走距離】
危険感知からブレーキを踏むまでに走る距離。例)時速50㎞で走っている車の空走距離は約10.4m。

 

 

平成29年の交通事故発生件数は472,069件と13年連続で減少。負傷者数も13年連続で減少し579,746人。
死者数は17年連続の減少で3,694人でした。(警察庁発表)

そもそも交通事故は他人事でしょうか!?

負傷者数の約58万人を日本の人口で割ると、約218人に一人が負傷したことになります。
交通事故は他人事のような数字に思えるかもしれません。

しかし、人生80年とした場合、人生の中で交通事故にあう確率はどうなるでしょうか!?

まず、1年の間に交通事故にあう確率は・・・
1-(1年の間に交通事故にあう確率)=1-(579,746÷126,695,000)=0.9954…
つまり、99.5%の確率で1年間は交通事故にあわないことになります。

では、次に80年で計算してみましょう。
毎年同じ確率と想定した場合、80回連続で99.4%の事故にあわないという現象が続く確率は・・・
0.995の80乗ですから、0.995×0.995×0.995×…×0.995(80回目)=0.669647…
結果、67%の確率で80年間交通事故にあわないということになります。

逆に言えば、33%は事故にあう確率となり、3人家族の場合には誰か一人が人生の中で、
交通事故の負傷者になり得るわけで、そう考えると交通事故は他人事ではないようです。

 

危険を察知してから、いかに車を早く停止させられるかが大きなポイントになります。
運転者がブレーキをかけようと判断した地点から自動車が停止した地点までの距離を「停止距離」と言いますが、 この停止距離は,空走距離と制動距離とに分けられます。

すなわち、空走距離をいかに縮めるかが、事故予防の基本なのです。
ワンペダルは、空走距離(踏みかえ動作)がほぼ0(ゼロ)ですので、事故の回避や万が一の時には被害の最小化に大きく貢献します。